Taskee vs Wrike:プランごとのユーザー数の幅と実際のコスト
Wrikeの料金は、シート数よりユーザー数の幅で決まります。Teamは2〜15ユーザー、Businessは5〜200ユーザーです。無料プランの上限は一切公開されていません。ほかの数字ははっきり書いているページなので、珍しい抜けです。Taskeeには幅もプランの段階もありません。料金がないからです。
料金と制限の確認日: 2026年9月2日
| 機能 | Taskee | Wrike |
|---|---|---|
| 無料プラン:ユーザー数 | 無制限 | 非公開 |
| 無料プラン:ストレージ | 最大10 GB | 非公開 |
| 最初の有料プラン(1ユーザー/月、年払い) | 有料プランなし。製品は無料 | $10(Team、2〜15ユーザー) |
| カンバンボード | あり | あり。Freeでドラッグ&ドロップのボードビュー |
| 標準の時間計測 | あり | FreeとTeamにはなし。Pinnacleに「time-tracking capabilities」の記載(料金非公開) |
| レポート | あり | Freeにダッシュボードなし。Teamで共有ダッシュボード。Pinnacleで高度なレポートとBI |
| ガント/タイムライン | なし | Freeはなし。Teamであり(「インタラクティブなガントチャート」) |
| 自動化ルール | なし | Freeはなし。TeamでAIによる自動化ルール生成 |
| ネイティブ連携 | コネクタなし。REST API(140エンドポイント) | Businessから「標準連携」。Wrike IntegrateとTwo-Way Syncは有料アドオン |
| ネイティブのモバイルアプリ | なし(モバイルブラウザのみ) | あり。Windows、Mac、iPhone、Android、Freeから |
| カスタムロールと権限 | あり | FreeとTeamにはなし。Pinnacleに「充実したロール管理」の記載 |
出典: wrike.com/price/
Taskeeが勝っている点
- 収まるべき人数の幅がありません。WrikeのTeamプランは15ユーザー、Businessは200ユーザーまで。Taskeeには上限がありません。プランの区分自体がないからです。
- 時間計測は無料で付いてきます。Wrikeのプラン比較では、FreeにもTeamにも載っていません。この言葉がページ全体で出てくるのは一度だけ。料金が「お問い合わせ」のPinnacleの中です。時間計測をご覧ください。
- ストレージの数字を公開しています。最大10 GBです。Wrikeは無料プランのストレージも、ユーザー数の上限も載せていません。
Wrikeが勝っている点
- Teamでインタラクティブなガントチャート(年払いで1ユーザーあたり月額$10)。Taskeeにはいくら払ってもガントビューはありません。
- Windows、Mac、iPhone、Android向けのデスクトップアプリとモバイルアプリが無料プランで使えます。Taskeeはモバイルブラウザのみです。
- Teamの「AI Essentials」バンドルには、AIによる自動化ルールの生成が入っています。Taskeeが手を出していない、設定の自由度の層です。
- Businessは年払いで1ユーザーあたり月額$25から。ひとつのプランで200ユーザーまで広げられます。その上のPinnacleでは、リソース計画、予算管理、高度なレポートが加わります。
Taskeeが向いているチーム
- チームの人数が2〜15人や5〜200人の枠にうまく収まらない。人数に左右されない料金がいい。
- 時間計測は無料の標準機能であってほしい。料金非公開のPinnacleの一項目では困る。
- ガントチャートもAIが作る自動化ルールも、まだ誰も必要としていない。
ユーザー数は無制限、ストレージは最大10 GBまで無料。有料プランも、試用期間のカウントダウンもありません。
Wrikeが向いているチーム
- チームは2〜15人、あるいは200人に向けて増えている途中で、その幅に合わせたプランが欲しい。
- 複数のプロジェクトにまたがる計画に、ガントチャートと共有できるダッシュボードが欠かせない。
- ブラウザのタブだけでなく、デスクトップアプリやネイティブのモバイルアプリも仕事の道具になっている。
Taskeeにまだないもの
Taskeeはまだ若いプロダクトです。できないことのリストは短めですが、どれも実際に欠けています。2026年9月2日時点の内容です。
- 単体のモバイルアプリはありません。FAQにもはっきり書いてあります。Taskeeはモバイルブラウザに対応していて、ホーム画面にも追加できます。ただ、iOS版とAndroid版のアプリはありません。
- ネイティブの連携コネクタはありません。ドキュメント付きのREST APIがあり、エンドポイントは140、OpenAPI 3.0仕様も公開しています。CSVエクスポートもできます。一方で、Slack、Google、Jiraとの既製の連携はなく、Webhookもありません。詳しくはTaskeeの連携をご覧ください。
- ガントチャートもタイムラインビューもありません。
- 自動化ルールはありません。
- サイト上で「近日公開」となっている機能がいくつかあります。プロジェクトの予算管理、クイックタスク、個人プロジェクト、カスタムレポートなどです。ロードマップに載っていても、リリースされたわけではありません。このページでは、どれも提供済みとして数えていません。
シート単位より、人数の幅で決まるプラン
この比較シリーズのツールは、たいていシートを1つずつ数えます。Wrikeは幅で数えます。Teamは2〜15ユーザーで1ユーザーあたり月額$10、Businessは5〜200ユーザーで$25。どちらもユーザー単位の年払いだと、ページ自身の注記にあります。どちらかの幅からはみ出すと、たとえば16人や201人のチームになると、請求額だけでなくプランそのものを変える必要があります。これだけ細かいページなのに珍しく、Wrikeは無料プランの中身を公開していません。ユーザー数の上限も、ストレージの数字もなし。「$0」と、4つの機能のリストだけです。ここでは事実としてそう書いておきます。ベンダーがあえて公開しなかった数字をでっち上げるのは、このページが避けようとしている「作り話のセル」そのものだからです。
Taskeeには、はみ出す幅がありません。無料プランはユーザー数無制限、ストレージ最大10 GB。3人のチームでも300人のチームでも同じです。製品としてはずっと小さく、Wrikeのガントチャートも、ダッシュボードも、AIによる自動化もありません。そのかわり、上限のせいでプランを変えることは一度もありません。プランの詳細は料金ページにあります。
「AI Essentials」で実際に使えるようになるもの
Teamでいちばんの目玉は、単体の機能より、ひとまとめのバンドルです。AIによるコンテンツ作成と編集、コメントの要約、ボードAI、モバイルの受信トレイの優先順位付け、そして自然言語からの自動化ルール生成。ルールビルダーとは自動化の考え方が違います。「Xが起きたらYをする」を自分で設定するかわりに、モデルがルールの下書きを作ります。時間計測はこのバンドルに入っていません。Wrikeの料金ページに出てくるのは一度だけで、ハイフン付きの表記で、Pinnacleのリソース計画の項目の中にあります。Pinnacleの料金は非公開です。請求対象の作業時間を標準機能で記録したいチームは、FreeにもTeamにも、予算を組むための数字を見つけられません。
Taskeeは、バンドルを買わなくても最初から時間を記録します(時間計測とチーム管理をご覧ください)。そのかわり、Wrikeのガントビュー、リソース計画、AIの層に似たものは何もありません。Wrikeのような幅のない、シート課金のツールとの軽めの比較ならTaskee vs monday.comをどうぞ。Wrikeの連携の代わりにTaskee側で何を用意しているかは、Taskeeの連携にあります。